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福岡で雑貨屋開業|準備・資格・開業資金
この記事は約8分で読めます。
雑貨屋の開業をお考えの方へ
福岡で雑貨屋を開業するまでの準備や資格・開業資金の目安等、ポイントをまとめています。
雑貨屋は、一部を除いて開業時に公的な資格が不要な為、気軽に始められるとして人気です。
しかし、最近では個人売買やネットショップ等との競争が厳しくなっています。
お客様に選ばれる雑貨屋になる為にも、ショップコンセプトは慎重に検討しましょう。
雑貨屋の開業に必要な許可・資格
雑貨屋を開業する際に公的な許可・資格は基本的には不要です。
ただし、扱う商品によっては関係機関に相談した方が良いものもあります。
例えば、アンティーク雑貨を販売する場合は古物商許可が必要な場合がありますので確認しましょう。
古物商許可 申請方法(参考)
店舗の所在地を管轄する警察署(防犯係等)に申請書類を提出して許可を受けます。
申請書類を提出後、およそ40日間程度で許可・不許可が決定します。
<許可申請に必要な書類(例)>
- 古物商許可申請書一式
- 住民票の写し
- 身分証明書
- 誓約書
- 登記されていないことの証明書
- 略歴書
- 法人登記事項証明書(法人)
- 定款の写し(法人)
- 賃貸借契約書のコピー(賃貸の場合のみ必要)
※ネットショップ等で古物を販売する場合は、別途の書類が必要になる場合があります。
申請書類の内容は、管轄の警察署で違う場合がありますので事前にご確認ください。
雑貨屋の開業届出書類
雑貨屋の開業に公的な許可は基本的には不要ですが税務署等へ開業届の提出は必要です。
下記のページでは「開業書類を無料で簡単に作成する方法」をご紹介していますので活用ください。
雑貨屋 開業資金の目安
福岡で雑貨屋を開業する際の開業資金の目安を参考にご紹介します。
開業資金は、開業方法・店舗面積・内装設備・立地条件等の諸条件によって変動します。
こちらでは、開業資金の主な支出項目をご紹介しますので総額費用は各々でご算出ください。
店舗物件の賃貸費用
店舗物件を借りる場合、保証金・敷金・礼金・仲介手数料などの諸費用が必要です。
福岡県の場合、立地で違いますが賃貸料の4~7か月分というケースが多いようです。
内装工事費用
雑貨屋の内装工事費用は、広さ・設備内容・工事範囲等によって大きく変動します。
その前提で一般的な相場は、1坪あたり20~30万円程度が工事費の目安になります。
内装工事費は、雑貨屋の開業資金全体の中でも大きなウェイトを占めます。
内装工事業者と相談しながら、予算内に収まるように工事を進めましょう。
雑貨屋の内装工事は下記のページを参考にしてください。
什器・備品費など
什器やレジカウンター・レジ・パソコン・電話等の備品類の諸費用です。
商品仕入れ費用
ショップコンセプトに沿って商品を仕入れる費用です。
開店当初の品揃えが集客にも影響しますので十分な予算を確保しましょう。
商品の仕入れでは、取り引き形態として委託仕入れを活用する方法もあります。
その場合、店舗の商品はメーカー等からの貸し出し(委託)扱いとなります。
在庫には計上されず、その月に売れた商品の代金だけを支払う条件になります。
※委託仕入れは、掛け率の設定が高く利益が少なくなる傾向があります。
広告宣伝費など
新規オープンの広告は、告知する絶好の機会ですので積極的に発信しましょう。
<主な販促・広告方法>
- チラシ広告
- 雑誌・フリーペーパー
- ホームページ
- ショップカード
- SNS・ブログ
- 看板
上記の中から、複数の販促・広告手段を選び集客に繋げましょう。
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音響機器
売り場の演出用に必要な音響機器を検討して導入しましょう。
消耗品費
ラッピング材料などの消耗品費です。
雑貨屋のロゴデザインは、口コミでの販促に繋がりますので重要です。
備品も仕入れも1点から卸価格で購入出来る「スーパーデリバリー」100万点以上の商品を掲載。
運転資金
店舗賃貸料(数か月分)や光熱費・人件費・生活費などを想定して準備しましょう。
※以上が、福岡で雑貨屋を開業する際の開業資金の目安(項目)です。
新たに事業を始めようとすると、開業資金や毎月の固定費等の様々な支出が発生します。
下記のページでは、開業資金や毎月の固定費を抑える方法をご紹介しています。
余裕を持って事業をスタート出来るように、ご紹介するコスト削減案を参考にご覧ください。
雑貨屋を開業するまでの準備
福岡で雑貨屋を開業するまでに必要な準備とポイントを参考にご紹介します。
開店までに必要な準備を把握してないと、開業資金の増加や開業日の遅れにもつながります。
開店予定日から逆算して計画を立て、スケジュールに沿って準備を進めましょう。
開業準備(1)コンセプトを決める。
コンセプトとは、雑貨屋の特徴を一言で表すのもので基本的な経営方針です。
集客したいお客様層をイメージして扱う商品ジャンルや品揃えを決めましょう。
明確なコンセプトが集客のポイントにもなりますので慎重に検討しましょう。
開業準備(2)市場調査を行う。
コンセプトに沿ったおおよそのエリアで市場調査を行い立地を検討します。
条件に合うエリアに実際に出かけ人の流れを確認しながら市場調査を行いましょう。
※平日、週末、休日、時間帯別での変化も合わせて確認することをおすすめします。
開業準備(3)事業計画書を作成する。
事業計画書とは、開業の目的・資金計画・収支計画等を記載した経営計画書のことです。
開業時に融資を受ける方は、事業計画書の提出を求められますので作成しましょう。
自己資金で開業予定の方も、経営の指針になりますので作成をおすすめします。
開業準備(4)資金計画を立て開業資金を準備する。
事業計画書の内容を参考に資金計画を立てて開業資金を準備します。
自己資金で不足する分は、融資を受ける等の調達方法を検討します。
資金調達の方法については下記のページを参考にしてください。
開業準備(5)店舗を決定する。
市場調査及び立地検討の情報を元に、限定したエリア内で店舗物件を探しましょう。
店舗の立地は、雑貨屋の売上を大きく左右しますので慎重に検討しましょう。
また、物件を契約する前には周辺の家賃相場もチェックしてください。
開業準備(6)内装工事業者を決める。
雑貨屋の内装は、集客にも影響を与えますのでイメージに近い店舗を完成させましょう。
什器類を内装工事に含める場合は、内装業者と綿密に打ち合わせを行いましょう。
雑貨屋の内装工事は下記のページを参考にしてください。
開業準備(7)必要な備品類を準備する。
什器(陳列台や棚など)やレジカウンター等の備品類を準備します。
既製品の金属製のユニット棚のようなチープに見えるものは避けましょう。
※下記のサイトでは、店舗用の備品が1点から卸価格で購入出来ますので活用ください。
事業者専用の卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」100万点以上の商品を掲載。
開業準備(8)仕入れ先を決める。
お店のコンセプトに沿って商品構成を決めて仕入先を確保します。
仕入れは雑貨屋の業務で重要ですのでなるべく早めに準備をはじめましょう。
<商品を仕入れる方法(例)>
- メーカーや代理店から仕入れる
- 問屋から仕入れる
- 展示会で仕入れる
- ネットで仕入れる
などの仕入れ方法があります。
海外仕入れの場合は、個人で直接仕入れる・代行業者に依頼するなどの方法があります。
※ハンドメイド雑貨を扱う場合は、お客様目線で扱う商品を慎重に検討しましょう。
開業準備(9)販促・広告の準備をする。
雑貨屋の開業日が近づいてきたら、集客に向けて販促・広告の準備を行います。
オープン広告は、告知する絶好の機会ですので予算を組んで積極的に発信しましょう。
開業準備(10)雑貨屋オープン。
ショップのオープン時に、スムーズに営業できるようにシミュレーションを行いましょう。
友人・知人・関係者の方をご招待してプレオープンを行うことをおすすめします。
※ラクスルノベルティは、オープン記念のグッズをネットで格安で作れるサービスです。
※以上が、福岡で雑貨屋を開業するまでに必要な準備とポイントです。
開店予定日から逆算して計画を立て、スケジュールに沿って準備を進めましょう。
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「福岡で雑貨屋 開業」まとめ
以上が、雑貨屋を開業するまでの準備や資格・開業資金の目安等のポイントです。
雑貨屋で扱う商品は、和小物・輸入雑貨・ハンドメイド雑貨など様々です。
雑貨屋を開業して安定経営を続けるには、特徴のある品揃えで固定客を確保する事が大切です。
なぜなら、どこでも扱える商品であればネットショップで購入する傾向があるからです。
お客様に選ばれる雑貨屋になる為にも、商品を含むショップコンセプトは慎重に検討しましょう。
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