ダンススクール開業|準備・許可・開業資金

ダンス教室開業
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ダンススクールの開業をお考えの方へ

ダンススクールを開業するまでの準備・許可・開業資金の目安等、ポイントをまとめています。

ダンススクール(スタジオ)は、他の業種と比較して個人での開業が多いことが特徴のひとつです。

その理由としては、個人の実績や活動歴がダンススクールの運営にプラスの影響があるからです。

現在では、中学校等でのダンス必修化や中高年層の健康志向もありダンスを楽しむ方が増えています。

ダンススクール(スタジオ)は、ジャンルやアプローチする年齢層が幅広く多種多様です。

ダンススクールを開業する際は、ご自身の強みを活かした事業計画を慎重に検討しましょう。

ダンススクールの開業に必要な許可・資格

ダンススクールの営業許可

ダンススクールの営業許可は、平成27年6月の風営法改正により風営法の規制対象から除外されました。

以前は、公安委員会の許可が必要でしたが現在は風営法の規制対象から外れました。

ただし、飲食物や酒類を提供する場合は別の営業許可の対象になります。

風営法改正のポイント

その他の資格

その他の資格として、必須ではありませんがダンス教師を認定する資格があります。

(社)全日本ダンス協会連合会が、資格認定を行っていますのでご確認ください。

(社)全日本ダンス協会連合会

※ダンススクールは、営業許可の申請は不要ですが税務署等へ開業届の提出は必要です。

下記のページでは「開業書類を無料で簡単に作成する方法」をご紹介しています。

開業届を無料で簡単に作成する方法とは?

ダンススクール開業 開業資金の目安

ダンススクール(スタジオ)を開業する際の開業資金の目安を参考にご紹介します。

開業資金は、開業方法・広さ・内装設備・立地条件等の諸条件によって変動します。

こちらでは、開業資金の主な支出項目をご紹介しますので総額費用は各々でご算出ください。

物件の賃貸費用

店舗物件を借りる場合、保証金・敷金・礼金・仲介手数料などの諸費用が必要です。

福岡県の例では、立地で違いますが賃貸料の4~7か月分というケースが多いようです。

内装工事費用

ダンススクールの内装工事費用は、その工事範囲によって大きく変動します。

更衣室等を新たに造作する場合は、1坪あたり20万円程度が工事費の目安になります。

フローリング工事のみの場合は、クッション性・防滑性・防音性等で違いますが、数十万円程度が工事費の目安です。

また、壁面鏡の取付費は、横90cm×高さ180cmで1枚2万円~6万円が目安になります。

内装工事費は、ダンススクールの開業資金全体の中でも大きなウェイトを占めます。

内装工事業者と相談しながら、予算内に収まるように工事を進めましょう。

ダンススクールの内装工事は下記のページを参考にしてください。

ダンススクール内装工事の基礎知識

音響設備工事費用

ダンススクールの運営には、音響設備の導入が必須です。

スタジオの広さや形状等から、必要な音響機器を検討して導入しましょう。

<主な機器構成>

  • ミキサー
  • アンプ
  • イコライザー
  • マイク類(ワイヤレス含む)
  • スピーカー類
  • 送出機器

※以上の機器構成で、広さや機器のグレードで違いますが工事費用の目安は約20万~30万になります。

什器・備品費など

机・椅子・ホワイトボード・PC・レジ・電話等の備品類の費用です。

広告宣伝費など

新規オープンの広告は、告知する絶好の機会ですので積極的に発信しましょう。

<主な販促・広告方法>

  • チラシ広告
  • 雑誌・フリーペーパー
  • ホームページ
  • ショップカード
  • SNS広告・ブログ
  • 看板

上記の中から、複数の販促・広告手段を選び集客に繋げましょう。

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運転資金

店舗賃貸料(数か月分)や光熱費・人件費・生活費などを想定して準備しましょう。

※以上が、ダンススクールを開業する際の開業資金の目安(項目)になります。

新たに事業を始めようとすると、開業資金や毎月の固定費等の様々な支出が発生します。

下記のページでは、開業資金や毎月の固定費を抑える方法をご紹介しています。

余裕を持って事業をスタート出来るように、ご紹介するコスト削減案を参考にご覧ください。

起業・開業資金を抑える方法(福岡県版)

ダンススクールを開業するまでの準備

ダンススクールを開業するまでに必要な準備と手順(案)を参考にご紹介します。

開店までのスケジュールが見えてないと、開業資金の増加や開業日の遅れにもつながります。

開店予定日から逆算して計画を立ててスケジュールに沿って準備を進めましょう。

手順(1)コンセプトを決める

コンセプトや方向性を決める際は、メインのお客様層を明確にイメージしましょう。

コンセプトとは、スクール運営の基本的な考え方で「売り」を一言で表すのものです。

明確なコンセプトが集客のポイントにもなりますので慎重に検討しましょう。

手順(2)市場調査及び立地検討

コンセプトに沿ったおおよそのエリアで市場調査を行い立地を検討します。

条件に合うエリアに実際に出かけ人の流れを確認しながら市場調査を行いましょう。

※昼と夜、平日と休日での変化も合わせて確認することをおすすめします。

手順(3)事業計画書の作成

事業計画書とは、開業の目的・資金計画・収支計画等を記載した経営計画書のことです。

開業時に融資を受ける方は、事業計画書の提出を求められますので作成しましょう。

自己資金で開業予定の方も、経営の指針になりますので事業計画書を作成しましょう。

手順(4)資金計画及び資金準備

ダンススクールを開業する為の資金計画を立てて資金を準備します。

自己資金で不足する分は、融資を受ける等の調達方法を検討します。

<資金調達方法(参考)>

  1. 日本政策金融公庫の融資を受ける。
  2. 地域や業種にこだわらず、幅広い融資を行っています。

  3. 自治体の融資制度を活用する。
  4. 福岡県や各市町村等の自治体が融資支援をするものです。

  5. 補助金や助成金を活用する。
  6. 原則「返済不要」ですので、活用できるか確認しましょう。

  7. 出資を受ける。
  8. 会社等の法人の形態であれば出資を受ける方法もあります。

※以上が、ダンススクール開業資金の主な調達方法です。

融資に必要な書式などは、各金融機関や自治体にあります。

その書類を事前に取得して計画に必要な内容を把握しておくことが大切です。

起業・開業時に役立つ情報

手順(5)店舗の決定

市場調査及び立地検討の情報を元に、限定したエリア内で店舗物件を探しましょう。

店舗の立地は、ダンススクールの売上を大きく左右しますので慎重に決定しましょう。

また、物件を契約する前には必ず周辺の坪当たりの家賃相場もチェックしてください。

手順(6)内装工事業者を決める

ダンススクールの内装には「快適さ」「清潔さ」「練習のしやすさ」等が求められます。

また、立地によっては、防音対策が必要になる場合がありますので注意が必要です。

防音工事が最小限度で済むように、店舗を借りる前に近隣の状況を確認しましょう。

ダンススクールの内装工事は下記のページを参考にしてください。

ダンススクール内装工事の基礎知識

手順(7)必要な備品類を準備する

ダンススクールの運営に必要な備品類を準備します。

具体的には・・

  • 音響機器
  • 机・椅子・ホワイトボード
  • PC・レジ・電話など
  • ロッカー・棚・ハンガー

などです。

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手順(8)音響設備工事

音響設備の設置・取付工事は、一般的に内装工事には含みません。

スタジオの広さや形状等から、必要な音響機器を検討して導入しましょう。

手順(9)販促・広告

ダンススクールの開業日が近づいてきたら、集客に向けて販促・広告の準備を行います。

オープン広告は、告知する絶好の機会ですので予算を組んで積極的に発信しましょう。

福岡の店舗・飲食店向け|集客方法まとめ

手順(10)ダンススクール オープン

オープン後に、スムーズにレッスンできるようにシミュレーションを行いましょう。

友人・知人・関係者の方をご招待してプレオープンを行うことをおすすめします。

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※以上が、ダンススクール(スタジオ)を開業するまでに必要な準備と手順です。

オープンまでのスケジュールを明確にして開店までの準備を進めましょう。

「ダンススクール開業」まとめ

以上が、ダンススクールを開業するまでの準備・許可・開業資金の目安等のポイントです。

ダンススクールは、開業当初の集客とそのお客様の定期会員化が課題になります。

開業前に事業計画を立てる際は、少し厳しめの数字で組むことをおすすめします。

そして、余裕を持って事業をスタート出来るように様々なコスト削減案を検討しましょう。

ダンススクールの運営が楽になるツールのご紹介

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