パソコン教室内装の基礎知識とポイント
パソコン教室の内装をご検討中の方へ
パソコン教室・プログラミング教室の内装を検討する際のポイントをまとめています。
また、パソコン教室の内装工事費の目安や工事費を抑える方法もご提案しています。
パソコン教室の内装は、指導方法と生徒数を想定してレイアウトを先に検討しましょう。
パソコン教室の内装を検討する前の準備
教室の内装を検討する前に指導方法を先に決めて全体のレイアウトを検討しましょう。
指導方法の主な形式としては・・
- 一斉指導
- 個別指導
- 巡回型指導
などの指導方法があります。
※上記の指導方法と生徒の人数を想定して教室のレイアウトを検討します。
教室のレイアウトを決めた後に、共有部分を含めた教室全体の配置を検討しましょう。
床工事については、タイルカーペット・Ｐタイル・ＯＡフロア等の種別があります。
可能であれば、安全性の面からＯＡフロアの導入をおすすめします。
パソコン教室内装工事 完成までの流れ
内装工事の依頼から完成までの流れを簡単にご説明します。
＜パソコン教室内装工事の流れ＞
- パソコン教室全体の内装イメージを考える。
- イメージから簡単なレイアウト図を作成する。
- 内装工事業者へ見積を依頼する。
- レイアウト図を参考に内装工事業者に図面を作成してもらう。
- 工事内容・金額に納得したら工事を依頼する。
- 内装工事開始。
- 完成前の最終チェック。
※以上が、パソコン教室内装工事の簡単な流れになります。
内装業者へ見積を依頼する際は、内装のイメージを具体的に伝えることが重要です。
可能であれば、簡単なレイアウト図とイメージに近い店舗の写真等を準備しましょう。
パソコン教室内装工事の工事内訳（種別）
パソコン教室の内装工事は、大きく分けると下記の工事区分に分類されます。
内装業者と打合せを行う際は、見積書の工事内容にどこまで含まれているかを確認しましょう。
内装設計
内装設計とは、依頼者の内装イメージを具体的に図面化する作業のことです。
設計完了後に内装工事を行いますのでこの段階で綿密な打ち合わせを行いましょう。
設計（デザイン）の依頼先は、設計会社や内装業者などがあります。
一般的には、設計会社は設計と監理を、内装業者は設計と内装工事を併せて行います。
その為、内装業者へ依頼する方が比較的スムーズに内装工事を進めることができます。
内装工事
内装工事は、軽天工事・ボード工事・パーティション工事・床工事等を行います。
床工事については、タイルカーペット・Ｐタイル・ＯＡフロア等の種別があります。
設備工事
設備工事は、電気・空調・ガス・給排水・照明等の設備を導入する為の工事です。
工事範囲や仕様については、詳細部分まで打合せを行いましょう。
看板工事
看板工事は、教室のメイン看板や区画のサイン等を造作する工事です。
教室のメイン看板は、視認性やデザイン案を慎重に検討しましょう。
※以上が、パソコン教室内装工事の工事内訳（種別）とその内容です。
パソコン教室 内装工事費用の目安
パソコン教室の内装工事費用は、その工事範囲によって大きく変動します。
オフィス用途の物件で工事する場合は、1坪あたり15万円程度が工事費の目安になります。
工事内容としては、軽天工事・ボード工事・パーティション工事・床工事等を行います。
内装工事費は、パソコン教室の開業資金全体の中でも大きなウェイトを占めます。
内装工事業者と相談しながら、予算内に収まるように工事を進めましょう。
内装業者に見積書を依頼する際は、下記の予算計画の立て方を参考にしてください。
予算計画の立て方（手順）
- 教室の内装イメージを検討する（情報収集）
- 内装工事の相場を確認する（同業種・同規模）
- 準備可能な金額の80％程で予算を組む（追加工事に備える為）
- 内装業者へ見積書を依頼する
- 見積書と予算計画を照合・調整する
以上が、内装工事業者に見積書を依頼する際の予算計画の立て方（案）です。
イメージに近い内装を予算内で実現できるよう内装工事業者は慎重に選びましょう。
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※以上が、パソコン教室の内装工事費用の目安です。
パソコン教室で配線が多い場合は、別途にOAフロアの導入をご検討ください。
OAフロアの導入メリット
- 床面にケーブルが露出しない為、ケーブルに躓いて怪我をする事を防げる。
- 配線ケーブルの断線を防ぎ大切なデータを守る事ができる。
- 配線を床下に収納するのでレイアウト変更にフレキシブルに対応できる。
以上が、OAフロアの主な導入メリットです。
配線ケーブルが多い場合は、生徒の安全性の面からも導入をおすすめします。
パソコン教室の内装工事費用を抑える方法
内装工事費用は、新規開業の方にとって開業資金の中でも大きなウェイトを占めます。
また、同様にリフォームを行う際にも大きな設備投資になります。
こちらでは、パソコン教室の内装工事費用を抑える方法を3案ご紹介します。
（１）居抜き物件を活用する
内装工事費用を抑える為に、オフィス用途等の居抜き物件を活用する方法があります。
居抜き物件とは、前のテナントの内装や造作設備等が残されている物件のことです。
営業を行っていた内装や設備を使うことで、低コストで開業することが可能です。
他業種の店舗でも、ご自身のイメージに近い内装であればメリットはあると思います。
（２）内装工事の一部をDIYで行う
内装工事の一部を自分で施工して工事費用を抑える方法もあります。
※ただし、専門知識が必要な工事部分をDIYで行う場合は注意が必要です。
（３）内装・設備の一部を自分で調達する
パーティション等の一部材料を自分で調達することで、工事費用を抑える方法もあります。
その時の主な注意点は下記の2点です。
- 内装業者と事前に調整すること
- 内装イメージを損なわないように注意すること
特に、内装業者との打ち合わせは手配した材料の詳細部分まで伝えるようにしましょう。
購入後に「サイズが合わない」「規格が合わない」等で使用できないと意味がありません。
また、自分で手配する場合はコストメリットが大きい場合のみご検討ください。
※以上が、パソコン教室の内装工事費用を抑える方法です。
開業後の運転資金を確保する為に、内装工事の他にも様々なコスト削減案を検討しましょう。
下記のページでは、開業資金や毎月の固定費を抑える方法をご紹介しています。
余裕を持って事業をスタート出来るように、ご紹介するコスト削減案を参考にご覧ください。
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「パソコン教室の内装」まとめ
以上が、パソコン教室・プログラミング教室の内装を検討する際のポイントです。
パソコン教室の内装は、指導方法と生徒の人数を想定してレイアウトを検討しましょう。
その時の大切なポイントは、デスク等の什器類も同時に検討することです。
可能であれば、教室部分についてはスペースに余裕を持たせることをおすすめします。
