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放課後等デイサービス内装工事の基礎知識
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放課後等デイサービスの内装をご検討中の方へ
福岡で放課後等デイサービスの内装を検討する際のポイントをまとめてご紹介します。
また、内装工事費の目安や工事費を抑える方法もご紹介していますので確認ください。
放課後等デイサービスには、指導訓練室の床面積等の設備基準が設けられています。
その基準を満たした上で安全で清潔な空間にすることが内装を検討する際のポイントです。
放課後等デイサービスの設備基準
設備に関する基準
設備基準は以下の要件を満たしている必要があります。
<事業運営の専用区画>
- 指導訓練室:障がい児1人当たりの床面積(指定申請先の基準)
- 事務室:職員、設備備品が収容できる広さを確保する。
- 相談室:相談内容が漏れないように遮蔽物などを設置して配慮する。
- 洗面所及びトイレ:衛生面に配慮する。
<設備および器材>
- サービス提供に必要な設備及び備品を完備すること。
- 手指洗浄、感染症予防のための設備及び備品を用意する。
※設備基準は、指定申請先でことなる場合がありますので事前確認が必要です。
福岡県内の申請書類は下記のページを参考にしてください。
内装工事 依頼から完成までの流れ
内装工事の依頼から完成までの流れを簡単にご説明します。
<内装工事の流れ>
- 設備基準を確認後に内装のイメージを考える。
- イメージから簡単なレイアウト図を作成する。
- 内装工事業者へ見積を依頼する。
- レイアウト図を参考に内装工事業者に図面を作成してもらう。
- 工事内容・金額に納得したら工事を依頼する。
- 内装工事開始。
- 完成前の最終チェック。
※以上が、放課後等デイサービス内装工事の簡単な流れになります。
内装業者へ見積を依頼する際は、内装のイメージを具体的に伝えることが重要です。
可能であれば、簡単なレイアウト図とイメージに近い内装の写真等を準備しましょう。
内装工事の工事内訳(種別)
放課後等デイサービスの内装工事は、大きく分けると下記の工事区分に分類されます。
内装業者と打合せを行う際は、見積書の工事内容にどこまで含まれているかを確認しましょう。
内装設計
内装設計とは、依頼者の内装イメージを具体的に図面化する作業のことです。
設計完了後に内装工事を行いますのでこの段階で綿密な打ち合わせを行いましょう。
設計(デザイン)の依頼先は、設計会社や内装業者などがあります。
一般的には、設計会社は設計と監理を、内装業者は設計と内装工事を併せて行います。
その為、内装業者へ依頼する方が比較的スムーズに内装工事を進めることができます。
内装工事
放課後等デイサービスの内装は、開設基準を満たすように区画・造作工事を行います。
主な工事内容は、軽天工事・ボード工事・パーティション工事・床工事等です。
設備工事
設備工事は、電気・空調・照明などの設備を導入する為の工事です。
設備工事には専門的な知識が必要ですので、DIYでの工事はおすすめしません。
看板工事
看板工事は、事業所のメイン看板や区画のサイン等を造作する工事です。
メインの看板は、視認性やデザイン案を慎重に検討しましょう。
※以上が、放課後等デイサービス内装工事の工事内訳(種別)とその内容です。
放課後等デイサービス内装工事費の目安
放課後等デイサービスの内装工事費は、その工事範囲によって大きく変動します。
その前提で一般的な相場は、1坪あたり15万円程度が工事費の目安になります。
工事内容としては、軽天工事・ボード工事・パーティション工事・床工事等を行います。
内装工事費は開業資金全体の中でも大きなウェイトを占めます。
内装工事業者と相談しながら、予算内に収まるように工事を進めましょう。
内装業者に見積書を依頼する際は、下記の予算計画の立て方を参考にしてください。
予算計画の立て方(手順)
- 事業所の内装イメージを検討する(情報収集)
- 内装工事の相場を確認する(同業種・同規模)
- 準備可能な金額の80%程で予算を組む(追加工事に備える為)
- 内装業者へ見積書を依頼する
- 見積書と予算計画を照合・調整する
以上が、内装工事業者に見積書を依頼する際の予算計画の立て方(案)です。
イメージに近い内装を予算内で実現できるよう内装工事業者は慎重に選びましょう。
※「ハピすむ」は、東証上場企業エス・エム・エスが運営する 無料の工事見積もり比較サービスです。ご活用ください。
内装工事費用を抑える方法
内装工事費用は、新規開業の方にとって開業資金の中でも大きなウェイトを占めます。
こちらでは、放課後等デイサービスの内装工事費を抑える方法を3案ご紹介します。
(1)居抜き物件を活用する
内装工事費用を抑える為に、事務所用途等の居抜き物件を活用する方法があります。
居抜き物件とは、前のテナントの内装や造作設備等が残されている物件のことです。
営業を行っていた内装や設備を使うことで、低コストで開業することが可能です。
他業種の場合でも、ご自身のイメージに近い内装であればメリットはあると思います。
(2)内装工事の一部をDIYで行う
内装工事の一部を自分で行って費用を抑える方法もあります。
ただし、プロの手が必要な部分をDIYで行って失敗すると余計な出費になりますので注意が必要です。
(3)内装・設備の一部を自分で調達する
パーティション等の材料を自分で調達することで工事費用を抑える方法もあります。
その時の主な注意点は下記の2点です。
- 内装業者と事前に調整すること
- 内装イメージを損なわないように注意すること
特に、内装業者との打ち合わせは手配した材料の詳細部分まで伝えるようにしましょう。
購入後に「サイズが合わない」「規格が合わない」等で使用できないと意味がありません。
また、自分で手配する場合はコストメリットが大きい場合のみご検討ください。
※以上が、放課後等デイサービスの内装工事費用を抑える方法です。
開業後の運転資金を確保する為に、内装工事の他にも様々なコスト削減案を検討しましょう。
下記のページでは、開業資金や毎月の固定費を抑える方法をご紹介しています。
余裕を持って事業をスタート出来るように、ご紹介するコスト削減案を参考にご覧ください。
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「放課後等デイサービス内装」まとめ
以上が、放課後等デイサービスの内装を検討する時に確認したい基礎知識等のポイントです。
放課後等デイサービスの内装には、開設基準を満たした上で安全な空間にすることが求められます。
開設基準は、指定申請先でことなる場合がありますので工事開始前までに確認しましょう。
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